桐生順平、佐藤翼のワンツーで幕を閉じた昨年のダービー。今年のグラチャンにもその桐生と佐藤に中田竜太を加えた３選手が出場する。戸田水面を知り尽くした地元強豪の活躍に注目が集まる。
　遠征組からも楽しみなメンバーがそろった。前期勝率ナンバーワンの茅原悠紀や選考１位の池田浩二、グランプリキングの毒島誠は脅威の存在となるだろう。クラシックを勝って勢いづく佐藤隆太郎も戸田は好相性。さらに西山貴浩や上條暢嵩、関浩哉など今年は初のSG制覇も夢じゃないメンバーからも目が離せない。
　一方、下半期に向けて調子を上げたい選手も多い。峰竜太は新期に入ったばかりの地元戦でいきなりFを切ってしまったのは痛い。８月のメモリアルは出場できなため、ここまでに賞金の上積みをしたいところ。また石野貴之は２月に怪我から復帰し、今期のA1級の座を守った。徐々に調子を取り戻しつつあるだけに復活の雄たけびを上げたいところだ。